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1. はじめに:ペルー産カホン
カホン(cajon: 箱という意味)原産国ぺルー。世界各国に数ある打楽器のなかでも、カホンほどシンプルかつ表現力豊かな楽器はそう多くありません。 見た目はただの木箱(椅子っぽい)ですが、その分音づくりは微妙、というか、逆に何でもありです。 シュラグベルグ(ドイツ)を筆頭にパーカッション系メーカーや個人製作家から、木の種類や箱の中の仕掛け等、様々なタイプが出ています。価格帯は数万〜5万円位でしょうか。

そんななか(もう5年位前のことですが)、渋谷の中南米民芸品店チチカカで発見しました、元祖! ペルー産カホン。 確か 9,800 円位でした。叩くとなかなか素朴で良い音がします(※個体差がかなりあるので注意)。ひびき線=スナッピーも付いてます。 サイズは 30 x23 x47 cm なので、シュラグベルグ系カホン 30 x30 x50 cm よりも少しうす型です。
でもさすがに民芸品。ひびき線のさわり具合と、打面と箱部分との隙間のさわり具合が安定しません。なので早速分解することにしました。(続く)



-- figure1: ぺルー産カホン 表(打面) 裏(サウンドホール)

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