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4. 完成:気もちエイジド加工
ネックのリフィニッシュが完了すると、次はボディもどうにかしたくなります。ただ今回は、特に塗装剥がしの苦労を考えると遠慮してしまいます。しばらくは ポリエステル塗装(黒)のままいこうと思います。
そのかわりと言ってはなんですが、なんちゃってエイジド加工をしてみることにしました。まずは、ピックアップ・カバーとボリューム/トーン・ノブ。 コーヒーに30分ほど浸してみました。いい感じです。あとボディの右手のあたる部分ほか、ペーパーでちょっと削ってみました。なんだかラッカー・フィニッシュ風です。 ポリ塗装だと、メタル系リストバンドでゴシゴシやらないとこうはなりません。

最後に、肝心の「音」ですが、中低音の量が増した気がします。ファットになったということでしょうか。まあ思い込みの世界も大いに含まれると思います。 逆にその分もとのパキパキ感が薄まったような気もしますが、一先ず大満足です。(一時はどうなることかと...、助かった。) ただ、実際数年〜数十年経ってみないと、本当の良し悪しは分からないでしょうね。百年後には、ポリ系塗装ギターの方が良い状態なっているかも知れません。
今回の実験から感じたことは、塗料の厚さ、塗料もしかりですが、木材の性質、ボディとのジョイント、そしてルックス等々全体のバランスから音質が導き出されるってことかな、ということです。



-- figure4: リフィニッシュ後の全体像
figure1 と比べるとかなり印象が違います(良くも悪くもビンストっぽくなくなってる!!)


-- figure5: 1年後(2004年5月)、照明違い・向き違いでもう一度全体像
クリアの色が若干なじんできたところ、塗装クラックも少々。あと、キャパシタをVITAMIN Qコピーに変えて、より太丸ゴシック系?の音に。

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