3. ラッカー塗装:塗って削って磨いて |
一通りネックの木の部分が滑らかになると、塗装の開始です。ニトロセルロース系ラッカーということで、何を使ったら良いのか悩むところだったのですが、
結局「アサヒペン 木部用プライマー」というスプレー1種類で仕上げまでしてしまいました。ニトロセルロース系ラッカーなのですがビニールが入っているようで、これが良いのか悪いのかは分かりません。
薄めに塗って、最低1日は乾かして、ペーパー(400番くらい)かけて、また塗って。繰り返すこと5〜6回だったでしょうか。最後は1400番くらいまでのペーパーをかけて、
その後は「タミヤ コンパウンド」で仕上げます。それはもうひたすら仕上げます。あと、ヘッド部分にはロゴのデカールを貼った後、もう1〜2回ラッカーをかけて仕上げます。
プライマーで仕上げまで行なってしまったため、表面の質感が気になっていたのですが、なかなかの光沢です。特に着色していないので全体的に白っぽい感じになりました。着色ビンテージ仕様に比べると、
心なしか健全な印象を受けます。10年くらい後にはいい感じでアメ色になってくるのでしょうか?
ラッカー塗装の手触りについてですが、ポリ塗装に比べて微妙に温かい(=木に近い温度)です。これもなんとも良いですね。
たくさんのシンナーをまき散らしたわりには、地球に優しい印象すら与えます。

-- figure3: サンディング&バフがけ道具/スパロゴ・デカール デカールに関しては、思いのほか自分の仕事が役に立ちました
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